ABOUT

飛距離のその先へ

私たちは、「すべてのゴルファーに、飛びの感動をご提供する」をモットーに他に類をみない革新的なシャフトを開発しています。
ワクチンコンポの原点は、シャフトの重量配分に着目した、先端と手元に金属を巻き合わせた「ダブルカウンター設計」でした。その後、芯金を独自の設計で成形、設計の自由度を高めたことにより、そこから「先端延伸設計」や「フラットフレックス設計」が生まれました。この3つ特性を取り入れたワクチンシャフトは、他社とは全く差別化された高性能シャフトとして、その地位が確立されて、多くのゴルファーに高い信頼と強いブランド力を保持しています。

HISTORY

ワクチンコンポは、長年ゴルフ業界に関わる中で感じた、シャフトへの課題を解決したい思いから始まりました。それは、一般的にシャフトは、軽いと振りやすいがミート率が落ち、逆に重いとミート率は上がるが、ヘッドスピードが上がらない。また、柔らかいシャフトは、芯にあたれば飛ぶが方向性が安定しないが、逆に硬いシャフトは曲がらないが飛ばない。
そんな素朴な疑問がずっと心にありました。
そんな中、2008年にドライバーのルール規制により、フェイスの反発係数とヘッドの体積が規制されました。この規制により、近い将来シャフトが脚光をあびる時代が来ると信じて、翌年、株式会社グラビティーを設立、「ワクチンコンポ」のブランドを立ち上げることにしました。これまでの培ったすべてのキャリアを活かして、試行錯誤を繰り返した結果、シャフトの重量配分を変える事により、軽いシャフトが重く感じられたり、逆に重いシャフトは軽く感じられたりすることを発見、他社に類を見ない独自の重量配分「ダブルカウンター設計」が誕生、初代ワクチンコンポ「GR50」として販売がスタートしました。

ブランドは順調に売り上げを伸ばしていた中で、またふと疑問に感じたことがありました。それはシャフトの硬さでした。
ドライバーからウエッジまで、シャフトの硬さが硬くフロー(徐々に硬くなり、アイアンは、更に硬くなる点)している点です。ドライバーのシャフトは柔らかいのに、アイアンのシャフトは極端に硬くなっているのはなぜだろうとすっと不思議に感じていましたがこの既成事実は、どんなに考えても明確な理由が見つからず、この仕様がゴルファーの上達を阻む大きな要因になっていると仮説をたて、これを解決するシャフトこそがワクチンの求める究極のシャフトだとひらめき、そのシャフトを求めて新たな試行錯誤が始まりました。
5年の歳月が過ぎ、ようやくたどり着いたのが、ドライバーからウエッジに至るまで、同じしなり感で同じ硬さになるシャフトを創り出した事でした。そこには、従来のシャフト開発とは全く異なり、シャフトの製造の根幹をなす芯金に着目したことでした。すべての番手で同一の硬さを実現する為に、芯金を独自の形状に成形することで、その画期的なシャフトが完成したのです。それは「先端延伸設計」や「フラットフレックス設計」と呼び、全番手同じ硬さ、しなり感が得られるシャフトで、他社がまねのできない革新的なシャフトができあがりました。これにより、今まで以上に多くのゴルファーに「飛び」感動を与えることができ、今まで以上に高い信頼を頂くことができました。

MESSAGE

        外資ゴルフメーカーに16年間勤務、営業、商品開発、マーケティングに従事。いつか自分のブランドのゴルフクラブを作りたいと思い、2009年に株式会社グラビティーを設立し、ワクチンコンポを開発。これまでのシャフト製造とは大きく異なるアプローチで試行錯誤の末に辿り着いたのが、「ダブルカウンター設計」「フラットフレックス設計」「先端延伸(PET)設計」。他社に類をみない革新的なシャフトを創り出すことができました。
これからも多くのゴルファーに飛びの感動を与えるために、新たな製品の開発に日々邁進していきます。

株式会社グラビティー 代表取締役 原田安浩